うつ病になったきっかけ パート1

うつ病を発症して10年になるchikuriと言います。

 

私がうつ病を発症したであろう原因が2つあります。

 

まずはそのうちの1つを書かせてもらいますね。

 

うつ病発症の始まり

うつ病になる原因というのは人それぞれあり、仕事が忙しい、人間関係、結婚、離婚等、その時その時で何かしらの変化があり、それに対応出来ないでいると発症してしまう病気です。

 

性格も関係しているのでしょうが、私は全く無縁な事だと思っていたのですが、環境の変化が原因でうつ病を発症しました。

 

それは2011年3月11日の東日本大震災が原因です。

 

私の生まれは東北ですので、モロに被災してしまい、自分の自宅に住める状態ではなくなったので、嫁さんの実家(私の家から車で2時間以上)へと家族で避難する事になりました。

 

当時の仕事状況等は別で詳しく書きたいと思いますが、仕事も辞める事になり、自宅にも帰れないし、仕事ないからお金も厳しくなるという状況になり、次第に引きこもり、気づいた時には症状も重くなり、精神科を受診。

 

そこで初めて「うつ病」という事を告げられました。

 

何もやる気にならない、今後が不安で仕方ない、いっそ消えてしまった方が楽になれるかも?なんて考えてばかりいました。

 

実家から離れる事に特に抵抗はなかったはずなのですが

 

「実家に帰らない」と「実家に帰れない」では気持ちが全然違いましたね。

 

自分の故郷がなくなってしまったんだという思いが強くなり苦しくなったのを覚えています。

 

一時は回復してきた

両親も一緒に避難していましたが、仕事もあったので数ヵ月後に地元の隣町でアパートを借りて過ごす事に。

 

私は仕事を失った事もありますし、嫁さんの実家の近くにアパートを借りれたのでそこで暮らす事にしました(結果8年近く住むことに)

 

仕事も前の会社の人から声がかかり、車で1時間の距離ではありますが、再び介護の仕事をする事になったので徐々にではありますが、普段の日常を取り戻しつつ、気持ち的にも楽になってきた気がします。

 

仕事も決まり、住む所も決まってくると段々気持ちも落ち着きますし、前向きに考えられるようになります。

 

多分その当時は軽度のうつ状態だったこともあり、比較的早目に気持ちが戻ったのかな?と思いますが、ひどかったのは2回目のうつ病の時です。

 

その時の話しは別の機会に書きますね。