うつ病になったきっかけ パート2

うつ病を発症してから10年になるchikuri 

 

前回うつ病になったきっかけを書きましたが、今回は2回目のきっかけを紹介していきます。

 

2回目なので再発ではありますが、私としては今回の記事の方がメインになるかと思います。

 

仕事がきっかけでうつ病

簡単に言うと職場の人間関係が原因でうつ病になりました。

 

震災後以前勤めていた職場で新たにデイサービス事業を立ち上げ、そこの管理者になったのですが、介護の仕方について60代のおばちゃんと対立してしまいます。

 

ただ文句を言うだけならいいのですが、そのおばちゃんは皆を巻き込んでいくタイプで、裏でコソコソ悪口を言い、仲間を増やしていきます。

 

気がつけば私と数人を除いて派閥みたいなのが出来上がります。

 

しかも私と親しく話しをしている職員は敵対してるとみなし、私のいない所でいじめにあい、その人もうつ病になって退職してしまいます。

 

何度も話し合いの場を持ちましたが、結局改善されず悪化していきます。

 

管理者ではありましたが、人事権もないですし、特に権限もない為、どうする事も出来ません。

 

しかも、私より上の立場の人は震災で避難先が遠いためほとんど姿は見せませんでした。

 

さらなる追い討ち

何度も上と話しをした結果、特別顧問という形で介護とは全く関係のない人が来る事になります(70代のおじいちゃん)

 

この人のせいでもメンタルがやられていきます。

 

まず、私の事を呼ぶ時や話し中に「あんた」と言います。

 

「あんたはどういう風にしていきたいの?」

 

「あんたは介護やって長いのかい?」

 

いくら年下でも初対面で「あんた」呼ばわりはされたくないのですが、これは京都出身者の人が使う言葉で、悪い意味ではかったみたいですが、それでも「あんた」呼ばわりされたのはイライラっとしましたね。

 

この顧問が突然知り合いの看護師を連れてきて、働かせて欲しいと話しをしてきました。

 

看護師の人数は足りていましたし、私が話しをしてみると、何となくですが

 

「この人を採用したら多分介護士と問題が起こりそうな気がする」

 

と直感し、採用しないようお願いしましたが、もちろん私の意見を聞くわけはなく、採用に。

 

案の定以前から働いていた看護師は採用した看護師と揉めて辞めてしまい、介護士からは「管理者なんだからしっかり言って!」と言われるように。

 

間に入って話しをするも私が若く、介護士の資格しか所有してないので、話しにならないという態度に。

 

看護師を辞めさせたくても、以前いた看護師が辞めてしまった為、辞めさせられない状況に。

 

それからしばらく、看護師と介護士の板ばさみ、顧問の嫌味、介護士からの嫌がらせが続いていきます。

 

うつ病の症状

今思い返すと、人生の中で一番危なかった時期じゃないかと思うくらい症状に表れていたと思います。

 

1、睡眠障害

夜寝ようと思ってもなかなか寝付けず、「明日の仕事嫌だな。」と考えてしまい、ほとんど眠れなくなる時もありました。

 

まれに眠れたとしても何度も夜中に目が覚める、朝早くに目が覚めるという状態が毎日のように続き、身体的に相当まいっていました。

 

2、落ち込み具合

まず朝目覚めて真っ先に思う事が「仕事行きたくないな。」でした。

 

仕事をしていればそういう日もありますが、毎朝起きてすぐにそれを考えてしまうのはさすがに異常だったと思います。

 

日中も気分が優れませんし、常にネガティブな思考に陥っていましたね。

 

3、突然の涙

仕事帰りに車の中で、号泣しながら帰った事があります。

 

「自分は何てダメな人間なんだろう。」

 

「情けなくて仕方がない。」

 

と考えるようになり、悔しいし、悲しいし、情けないしと負の感情が溢れ出し、止められない状態にもなりました。

 

4、自殺願望

自殺願望はありませんでしたが、それに近い状態になったと思います。

 

車の運転中に

 

「このカーブを曲がらなかったら仕事行かなくて済むんじゃないか?」

 

そんな考えは常に持ち合わせており、多分家族がいなかったら本当に事故を起こしていたのでは?と思います。

 

まとめ

以上が2回目のうつ病の時です。

 

次回はこの続きと、辞めるまでの経緯を話します。